さあ寝よう。と思った時に、布団からイヤーな匂いが…なんて経験したこと、あなたもありますよね?
睡眠環境は睡眠の質に直結しますので、健康的な生活を送るためにも、布団は清潔に保ちたいものです。
今回は布団についたイヤなニオイの撃退方法や、その原因と対策、布団をいい匂いにする方法を大公開します!!
布団のイヤなニオイの原因は?
布団についてしまったニオイを撃退するためにまずは原因を突き止めることが大切です。
布団についたイヤなニオイの原因は主に以下の3つです。
- 汗や皮脂のニオイ
- 加齢臭
- カビ
原因その1 汗や皮脂のニオイ
人間の体は睡眠時に体温を下げることで深い眠りにつこうとするために寝汗をかくようにできています。
寝汗は暑い夏も、寒い冬も同じようにかいてしまいます。
健康な大人で約コップ一杯ほどの寝汗をかくようです。
通常の生理現象ですので、あまりにひどい場合を除いて、気にする必要はありません。
そして、汗そのものにはニオイはありませんが、汗が菌と混じり合って、分解されたり変性されたりを繰り返すことで、ニオイの原因となってしまいます。
また、肌が直接触れる布団は皮脂がたくさん付着します。
皮脂は時間が経つと、酸化してしまい、ニオイや黄ばみの原因となってしまいます。
原因その2 加齢臭
布団のイヤなニオイには加齢臭が原因のものもあります。
自分はまだ若いから大丈夫だと安心してはいけません。
加齢臭は中高年の男性特有の問題だと思われがちですが、実は年齢や性別に関係なく、10代や20代の若い世代にもイヤなニオイに悩まれている方がたくさんいらっしゃいます。
加齢臭はストレスや、食生活・生活習慣の乱れにより発生しますので、規則正しい生活を心がけるようにしましょう。
原因その3 カビ
汗や皮脂が染み付いた布団を手入れせずに使い続けると、カビが発生する原因となってしまいます。
特に、汗による湿気には注意が必要です。
しっかりと除湿することで、カビに加えて、ニオイの発生も抑えることができます。
布団のイヤなニオイを撃退する方法
次に、布団についてしまったイヤなニオイを撃退する方法をご紹介します。
主な方法は以下の3つです。
- 天日干しする
- 消臭スプレーを使う
- 丸洗いする
撃退方法その1 天日干しする。
布団のイヤなニオイの原因となる湿気を取り除くためには、天日干しが最も効果的です。
日光に当てるだけでなく、風通しの良い場所に干して風を当ててあげると、より高い効果を得られます。
干すときは片面につき1時間ほど、両面をしっかり干すようにしましょう。
撃退方法その2 消臭スプレーを使う
毎朝起きたときに、消臭スプレーをさっと吹きかけるだけでもかなりの効果があります。
消臭スプレーは消臭だけでなく、除菌効果もあるスプレーがオススメです。
悪天候が続いて、布団が干せないときなどにも、消臭スプレーを使うことでニオイの発生を抑えることができます。
撃退方法その3 丸洗いする
コインランドリーを利用して、定期的に丸洗いしましょう。
洗濯から乾燥までで料金は¥1000〜¥1500ほどです。
コインランドリーの乾燥機は、強力な熱でしっかり乾燥させることができるので、高い殺菌効果があり、ニオイ菌だけでなく、ダニやノミなども撃退できます。
布団のイヤなニオイを予防するためには
続いては、布団のイヤなニオイを予防する方法をご紹介します。
布団カバーを清潔に保つ
布団カバーには、布団に汗の湿気や皮脂の汚れ、加齢臭などの体臭がついてしまうのを防ぐ役割があります。
汚れやニオイがついた湿ったカバーを掛けっぱなしにしてしまうと、それらを布団が吸収して染み付いてしまいます。
布団カバーをこまめに洗濯して清潔に保つことで、布団にイヤなニオイが染み付くのを防ぐことができます。
布団を干す頻度を上げる
ニオイを撃退する方法でも紹介しましたが、布団を干す頻度を上げることにより、ニオイの発生を予防することができます。
天日干しをして湿気をしっかりと取り除くことが大切です。
晴れの日は、出来るだけ布団を干すようにしましょう。
通気性を良くする
布団は敷きっぱなしにしている方も多いのではないでしょうか?
これも、防臭の観点から見ると良いことではありません。
就寝時に使用するとき以外は、椅子やソファにかけるなどして、通気性を保ちつつ保管することで、ニオイの発生を抑えることができます。
除湿・防臭効果のあるカバーを使う
布団のニオイの予防には、使用するカバー選びも重要なポイントです。
布団カバーは、除湿・防臭効果のあるカバーを使用するようにしましょう。
布団をいい匂いにする方法
それではいよいよ布団をいい匂いにする方法をご紹介します。
布団にいい匂いをつけるためには、先程紹介した撃退と予防の方法を習慣化する必要があります。
しっかりとニオイがとれて無臭になった布団は、とても気持ちが良いですが「それではもの足りない」という方は以下の方法を試してみて下さい。
カバー(シーツ)にアイロンをかける時にリネンスプレーをかける。
カバーにリネンスプレーをかけてから、アイロンをかけます。
リネンスプレーにはローズ、ジャスミン、ラベンダーなどたくさんの種類の香りがあります。
好みの香りのものを使用しましょう。
香りつけペーパーを使用する。
カバーを保管するときに、香りつけペーパーを使用して保管すると、いい匂いをつけることができます。
香りつけペーパーはネットで購入することができます。
枕の下にハーブを中に入れた袋を置く
枕の下にハーブを中に入れた袋を置いて置くとハーブの香りが布団に移ります。
ハーブには消臭効果だけでなく、疲労回復にも効果があるので、寝具である布団との相性もぴったりですね。
布団のニオイ対策オススメアイテム
最後に布団のニオイ対策にオススメのアイテムをいくつかご紹介します。
敷きパッド
敷きパッドを使うことで、布団に汗が染み込むのを軽減することができます。
ニオイの原因となる汗の吸収を抑えることでニオイの減少に役立ちます。
敷きパッドはほとんどのものが洗濯機で洗えますので、お手入れも簡単です。
夏用のオススメはこちら
冬用のオススメはこちら
布団乾燥機
布団を干すのが面倒だったり、悪天候が続いてしまいなかなか干せない‥
という方には布団乾燥機がオススメです。
専用のデオドラント剤をセットすれば、ニオイ対策もしてくれる、優れものです。
天日干しできなくても、布団をふかふかにすることができます。
サイクロン布団掃除機
サイクロン布団掃除機は、気流の力でハウスダストを除去し、高速振動によってダニやゴミを浮かび上がらせて除去することができます。
除湿機
雨の日が続く梅雨時期などには、除湿機を使って部屋の湿気を取り除くようにしましょう。(エアコンの除湿機能でも十分です。)
室内の湿度が高いと、布団についた菌が繁殖してニオイの原因となってしまいます。
まとめ
今回は布団のイヤなニオイの原因と対策、撃退方法をご紹介しました。
布団についたイヤなニオイを取るには
- 天日干しする
- 消臭スプレーをかける
- 丸洗いをする
の3つが効果的です。
忙しくて、なかなか干したり丸洗いをする時間が取れない方も消臭スプレーを起きがけにかける習慣をつけると、ニオイの発生をかなり抑えることができます。
時間的な余裕があれば
- 毎朝、消臭スプレーをかける
- 週に一度は天日干しをする
- 2ヶ月に1度は丸洗いをする
ことができればベストです。
ニオイを予防するためには
- 布団カバーを清潔に保つ
- 布団を干す頻度を上げる
- 通気性を良くする
- 除湿・防臭効果のあるカバーを使う
これらのことを実践することで、布団を清潔に保ち、快適な環境で睡眠をとることができます。
布団をいいニオイにする方法は、先程紹介したもの以外に、カバーを洗濯するときに、洗剤と一緒にアロマオイルを入れる方法などもあります。
色々試して、お気に入りの香りを見つけましょう。
今回ご紹介した方法を是非、実践してみて下さい。
毎日寝るのが楽しみになりますよ。