抜群の吸水力を誇る珪藻土のマット。
しかし、使っているうちに吸水力がどんどん落ちていき、最後にはほとんど水を吸わなくなってしまいます。
この記事では珪藻土マットの、失われた吸水力を復活させる裏技をご紹介します。
さっそく見ていきましょう。
珪藻土マットの吸水力が落ちる原因
珪藻土には小孔がたくさん開いています。
そこに皮脂などの汚れがたまると、目詰まりをおこして吸水力が落ちる原因となります。
珪藻土マットを復活させる裏技とは
さっそく珪藻土マットを復活させる方法を見ていきましょう。
その1)紙ヤスリをかける
珪藻土マットの落ちてしまった吸水力を復活させるには、マットの表面を紙ヤスリでヤスリがけすることです。
マットの全体にヤスリをかけ、表面がキレイになったら、珪藻土の削りカスを掃除機で吸い取ります。
仕上げに珪藻土の削りカスを水でさっと流したら、日陰干しして完成です。(決して日向で乾燥させないように気をつけましょう。)
マットの表面についた皮脂などの汚れを削り落とすことによって、吸水力が復活する仕組みです。
※紙ヤスリの目は中目の♯240ぐらいがオススメです。
その2)裏表をひっくり返す(初回のみ有効)
本当にすぐできる復活の裏技は、使用する面を反対にすることです。
反対の面は皮脂で汚れていないので、すぐに新品同様の吸水力が体感できます。
しかし、この方法は1度しか使用することができません。
反対の面が詰まってしまったら、また水を吸わなくなってしまうからです。
珪藻土マットを長持ちさせるお手入れ方法
珪藻土マットは、日頃からお手入れをすることで、かなり長く使用することができます。
その1)干す
珪藻土のお手入れの基本は干すことです。
例えば、バスマットとして使用している場合はお風呂から上がった後は必ず壁に立て掛けて干す習慣をつけましょう。
敷きっぱなしにするのに比べて、珪藻土マットの寿命がかなり長くなります。
数日に1度、風通しの良い場所で日陰干しすることでカビの発生を防ぎ、清潔に使用することができます。
※珪藻土マットは天日干しNG
珪藻土マットは天日干し可能なものもあるようですが、基本的に天日干しはNGです。
珪藻土を日光に当ててしまうと、反り返って割れやすくなってしまうからです。
マットに限らず、珪藻土で出来たものを干す場合は、必ず日光を避けて日陰で干すようにしましょう。
その2)拭く
使用後にタオルなどで軽く水拭きをして表面の汚れを拭き取るようにすると、吸水力の低下の原因となる小孔の目詰まりを防ぐことが出来ます。
その3)洗う
珪藻土マットにシャンプーやボディーソープなどの洗剤がついてしまった場合は、水で洗い流して下さい。
※石鹸などを使用して洗うと、小孔の目詰まりの原因となりますので必ず水だけで洗うようにしましょう。
珪藻土マットの買い替えどきは?
珪藻土マットの寿命は2年と言われていますが、使用する場所や頻度によりバラツキが有ります。
紙ヤスリをかけて吸水力が復活しても、すぐに吸わなくなってしまうようになったら買い替えどきです。
珪藻土マットを選ぶポイント
最後に珪藻土マットを選ぶポイントをご紹介します。
珪藻土マットを選ぶときに気をつけたいポイントは以下の2つです。
・日本製か?
・長く使えるものか?
珪藻土マットを選ぶときは日本製がオススメです。
日本製は海外製と比較して値は張りますが、品質が良いものが多いです。
「安物買いの銭失い」にならないためには日本製の購入がオススメです。
珪藻土マットを選ぶときは、長く使えるか?も重要なポイントです。
珪藻土マットは、定期的なお手入れをすることで、2年間使用できると言われています。
2年間は使えるよう、頑丈に作られた珪藻土マットを選ぶようにしましょう。
まとめ
今回は吸水力の落ちてしまった珪藻土マットを復活させる裏技をご紹介しました。
その方法は
・ヤスリがけをする
・裏返して使う
でした。
ヤスリがけをしても吸水力が復活しない場合や、頻繁に落ちるようであれば買い替えのサインです。
珪藻土マットは簡単なお手入れをすることで長く使用することが出来ます。
その方法は
・干す
・拭く
・洗う
の3つだけです。
この3つを習慣化するだけで珪藻土マットを長持ちさせることが出来ます。
ご自宅の珪藻土マットの吸水力が落ちたと感じている方は、今回ご紹介した方法を実践してみてくださいね。