宅配クリーニングコラム

種類別、帽子に積もった埃の取り方を大公開!!

せっかくのオシャレアイテムは、いつもキレイに身につけたいですよね。

今回は、帽子に積もった埃をキレイに取る方法と、帽子の種類別のお手入れ方法をご紹介します。

さっそくみていきましょう。

簡単な埃の取り方

〜用意するもの〜

・粘着力の強すぎないコロコロや透明テープ

〜手順〜

  1. テープの粘着面を表にして輪っかを作る。
    このとき、粘着力の強いテープは使わないで下さい。粘着力の強いテープを使うと、粘着素材が帽子に残ってしまい、ホコリがつきやすくなってしまいます。
  2. 垂直に優しくおさえながらホコリを取り除く。
    テープで作った輪っかに指を通して、垂直に優しくおさえながら、ペタペタとホコリを取り除いていきます。
    広い範囲のホコリを取りたい場合は、コロコロをかけると、素早くホコリを取り除くことができます。

ワンポイントアドバイス

コロコロはリボンなどのパーツの部分には使わない

帽子には、リボンなどのパーツが付いているものがあります。

コロコロは、広い範囲のホコリを一気に取り除くことができますが、リボンなどのパーツの部分には使わないで下さい。パーツが取れたり、痛めたりする恐れがあります。

パーツの隙間は小さく折ったセロテープを使用する。

パーツとパーツの間などの、細かい部分は小さく折ったセロテープを使って、丁寧にホコリを取り除くようにしましょう。

帽子の型崩れを防ぐための注意点

帽子のホコリ取りをするときは、テーブルの上に置くなどして、ブリム(帽子のつば)に負担がかからないようにして、作業を行なって下さい。

片手で、一部をつまむように持ちながら作業をすると、型崩れの原因となってしまいます。

参考サイトはこちらから

さらにキレイに仕上げたいとき

先程、紹介した方法よりも、さらにキレイに仕上げたい場合には、次の方法を実践してみて下さい。

〜用意するもの〜

・帽子用のブラシ

・タオル

手順

  1. 帽子のホコリを落とす。

    帽子用のブラシでブラッシング
    したり、軽くたたいたりしてホコリを払い落とします。
    テープやコロコロを使用した場合でも、キレイにはなりますが、どうしても粘着素材が残ってしまうことは避けられません。 

    粘着素材が残ってしまうと、新たなホコリがつきやすくなってしまいますので、気になる方はブラシを使用することをオススメします。帽子をたくさんもっている方は、「黒っぽい帽子用」と「白っぽい帽子用」でブラシを使い分けるようにしましょう。

  2. 帽子のスベリの汚れを落とす 

    ※帽子のスベリとは帽子の内側のおでこが触れるところにある布です。(ピン皮とも言います。) 

    スベリの部分は、汗を吸い込みやすく汚れやすいところなので、水につけたあと固く絞った布タオルで拭き取っていきます。汚れがひどい場合は、裏に乾いたタオルを当てて、標準の10倍に薄めた衣類用中性洗剤を浸したタオルで表からたたき、汚れを裏のタオルに移すように落としていきましょう。

    最後に濡れたタオルで洗剤を拭い取ります。

  3. 帽子を乾かす 


    乾いたタオルで水分を拭き取ったら、紙やタオルを余裕を持って詰めて風通しのいい日陰でしっかり乾燥させます。
    熱風を当てると変形や、変色する恐れがありますので、ドライヤーなどで乾かすのはやめましょう。

    ニオイが気になる場合は、衣類に使える除菌・消臭スプレーを帽子の内側から吹き付けると効果的です。

    しかし、変色してしまう場合がありますので、はじめてスプレーするときは必ず目立たない場所で試してから吹き付けるようにして、帽子の表からはかけないようにして下さい。

帽子の種類別、お手入れ方法

最後に、帽子の種類別のお手入れ方法をご紹介します。

クロスハット

出典:キナリノモール

クロスハットとは織布の帽子です。

織布の帽子には洗えるものもありますので、まずは、品質表示をチェックしましょう。

洗えない帽子の場合は、先程紹介した方法でお手入れします。

毛羽立ちが気になるものはブラシを使わず叩いてホコリを落としましょう。

ひどい汚れに、衣類用中性洗剤を使用する場合は、標準の100倍以上に薄めて使用し、濡れタオルを使って、帽子についた洗剤をしっかり落としましょう。

フェルトハット

フェルトハットはホコリがかなりつきやすい帽子ですので、頻繁にブラッシングする必要があります。

フェルトの毛の流れにそってブラッシングしてホコリを落としていきます。

ほとんどの帽子は左回りですが、右回りのものもあります。

手で撫でると、毛の流れがわかりますので、ブラッシングする前に、毛の流れを確認するようにしましょう。

また、フェルトは水分に弱く変形しやすいので、フェルト部分に濡れタオルを使うのはNGです。

軽い汚れは、毛の流れに沿ってけしごむでこすると落とすことができます。

このとき、強くこすると変質してしまいますので優しくこするようにしましょう。

保管するときは、虫食いを防ぐために、防虫剤を使用するようにしましょう。

天然素材の帽子

天然素材の帽子とは、ペーパー、麦わら、ラフィア、パナマなどの天然素材を使用して作られた帽子のことです。

基本的なお手入れ方法は、ほかの帽子と変わりません。

しかし、水分に非常に弱いので、本体を濡れタオルなどで拭くのは厳禁です。

変色だけでなく、色褪せ・乾燥や折れ曲りによる割れ、虫食いやカビなどの心配があります。

天日にあてずしっかり陰干しして、収納時は防虫剤を使用しましょう。

丸洗いできる帽子の洗い方

帽子には丸洗いできるものもたくさんあります。

丸洗いできる帽子の洗い方と注意点をご紹介します。

帽子を洗うときの注意点

使用する洗剤は、漂白剤や蛍光剤の入ってない衣類用の中性洗剤を使って下さい。

濃い色の帽子は色移り・色落ちに注意しましょう。

必ず表示を確認

洗う前に、必ず品質表示を確認しましょう。

原則手洗い

帽子を丸洗いするときは原則として手洗いで行います。

強く擦ったり、もみ洗いをすると変形の原因になります。

洗い桶などに、標準の濃度の洗濯液をいれて、押し洗い、つけ置き洗いして、洗剤が残らないようにしっかりすすぎましょう。

洗い終わったら、タオルで水分を拭き取り、内側にタオルを詰めて陰干しして、しっかりと乾燥させましょう。

まとめ

今回は帽子のお手入れ方法をご紹介しました。

ホコリは

・セロテープ

・コロコロ

で簡単に取り除くことができます。

更にキレイに仕上げたい場合は

・帽子用のブラシ

でブラッシングしましょう。

帽子用のブラシは

「黒っぽい帽子用」

「白っぽい帽子用」

で使い分けるのがおススメです。

帽子には水分に弱いものもたくさんありますので、お手入れをするときは、必ず品質表示を確認してから行ないましょう。

簡単なお手入れで、新品みたいにキレイになります。

オシャレアイテムの帽子をカッコよく(可愛く)着こなすためにも、帽子をキレイに保つのは大切なことです。

今回ご紹介したお手入れ方法を、ぜひ実践してみて下さいね。